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日別アーカイブ: 2025年12月11日

【整体】20代男性の猫背による肩こり|東大阪市高井田の整体院「姿勢矯正院スタイルケア」

20代において猫背になりやすい理由には、様々な要因が関与しています。特に現代の生活環境が大きく影響しています。デジタルデバイスの普及により、一日中スマートフォンやパソコンの画面を見つめることが日常的になっています。このような姿勢は、首や肩に負担をかけ、猫背を引き起こす原因となります。また、デスクワークが多い職場環境では、長時間同じ姿勢で座っていることが多く、これもまた姿勢が悪くなる要因です。

さらに、精神的なストレスも姿勢に影響を与える場合があります。ストレスを感じていると、体が前屈みになりがちで、これが持続すると猫背につながります。このような複合的な要因を理解し、改善のための具体的な対策を講じることが重要です。定期的なストレッチや運動、正しい姿勢を意識することが、猫背予防に効果的です。生活習慣を見直し、精神的にもリラックスする時間を持つことで、健康的な体づくりを心掛けましょう。

 

【20代が猫背になりやすい主な理由】

① スマホ・PC時間の圧倒的増加

現代の20代が猫背になりやすい理由の一つには、スマートフォンやパソコン利用時間の大幅な増加が挙げられます。この世代は、スマートフォンやパソコンを長時間使用することが一般的であり、特に首が前に突き出るようなうつむき姿勢と肩が内巻きになる姿勢が固定化しやすい特性があります。

スマートフォンを使用している際は、無意識のうちに頭が前方に落ちてしまい、デスクワークやコンピューターゲームに没頭する際には背中が丸まる習慣がついてしまうことが多いです。SNSのチェックや動画視聴に費やす時間は、つい重ねてしまいやすく、24歳前後の若者の場合、1日に6時間から10時間以上をデジタルデバイスに費やすことも少なくありません。

これらの習慣が長期間続くと、猫背の姿勢が日常生活に定着し、人々の身体に悪影響を及ぼす可能性があります。正しい姿勢を意識し、適度な休憩を取ることの重要性が増しています。

 

② 筋力バランスが崩れやすい時期

20代はしばしば姿勢が猫背になりやすい年代とされています。その主な理由として、筋力バランスの崩れがあります。20代は体力があるように見えながらも、実は日常生活の中で「正しい姿勢を支える筋肉」、つまり背中の筋肉やお腹のインナーマッスル、大殿筋の使用頻度が低下しやすいのです。特にデスクワークを中心に生活する人々は、この傾向が顕著になります。

デスクワークが多い現代では、長時間同じ姿勢でいることが多いため、お尻の筋肉が弱くなり、胸の筋肉が硬くなることで、背中が引っ張られ、丸くなりがちです。このような筋力のアンバランスは、典型的な猫背の原因となります。20代のうちに、意識的にこれらの筋肉を鍛えることが、良い姿勢を維持するために重要です。

 

③ 成長期後の生活習慣の変化

猫背は多くの20代が直面する姿勢の課題であり、その主な理由にはいくつかの生活習慣が関与しています。一つの大きな要因は、成長期後の生活習慣の変化です。10代までは学校での体育の授業や部活動などで、自然と体を動かす機会が多くあります。しかし、20代に入ると就職や進学によりライフスタイルが変わり、意識的に運動を取り入れなければ、運動量が急激に減少することが一般的です。

運動量の減少は、背骨を支える筋力低下を招きます。また、股関節の柔軟性が低下し、骨盤の安定性も減少します。これらの変化は、上半身が丸まりやすくなり、猫背の原因となります。さらに、デスクワークやスマートフォンの使用時間が増えることも、姿勢の悪化を助長しています。

 

④ 精神的ストレスによる姿勢の悪化

20代の方々が猫背になりやすい背景には、いくつかの重要な要因があります。まず、仕事のプレッシャーや人間関係の複雑さが、日常生活における精神的ストレスの源となっています。こうしたストレスは、体全体に影響を及ぼし、自然と胸を閉じた姿勢や肩が内巻きになる傾向を引き起こします。これにより、呼吸が浅くなり、体の柔軟性が損なわれることで、長期的に猫背が固定化されることがあります。

さらに、睡眠不足も姿勢の崩れに寄与します。質の良い睡眠は体の回復に不可欠です。しかし、仕事や学業の忙しさから十分な休息を取ることが難しい場合、身体の疲労が蓄積し、筋肉の緊張が増します。メンタル面でも、リラックスすることが難しくなるため、緊張感が持続し、自然と背中が丸まってしまうのです。

 

⑤ 自分の姿勢を“気づけない環境”

20代の方々が猫背になりやすい主な理由の一つとして、「自分の姿勢に気づかない環境」が挙げられます。リモートワークの普及や一人暮らしの増加等により、日常生活の中で自分の姿勢を意識する機会が減少しています。特にリモート環境では、仕事の合間に同僚と対面で話す機会が少なくなり、姿勢の崩れに気づけずに作業を続けてしまうことが多いです。

また、個室での作業が増えたことで、他人から姿勢を指摘されることも少なくなっています。そうした中で、鏡で自分の姿勢をチェックする習慣がないと、自分の猫背に気づくのはなかなか難しいものです。日常生活の中での姿勢維持は、自ら積極的に注意を向けなければ、見落としてしまうことが多いのが現状です。

 

【猫背になると肩こりになる理由】

① 頭の重さが首・肩にのしかかる

猫背が原因で肩こりになる理由はいくつかありますが、その中でも特に重要なのが頭の重さが首と肩に与える影響です。人間の頭は約4〜6kgありますが、猫背によって頭が前に出ると、この重さを支えるために首の後ろや肩の筋肉(特に僧帽筋上部)が常に緊張状態になってしまいます。これにより、筋肉が固くなり、血流が悪化し、肩こりの原因となるのです。

例えば、頭が2〜3センチ前に出るだけで、その負荷は約2倍にも増えます。デスクワークやスマートフォンを使用する姿勢が猫背をさらに悪化させ、結果として肩こりが慢性的に起こることがあります。このような状況を避けるためには、正しい姿勢を意識し、定期的にストレッチや運動を行うことが大切です。

 

② 肩が内巻きになり、肩甲骨が開く

肩こりは多くの人が経験する問題ですが、その原因の一つに猫背があります。猫背になると、肩が内側に入り、肩甲骨が外に広がる「巻き肩」状態になります。これにより、肩甲骨を正しい位置に保つための筋肉、特に菱形筋や僧帽筋中部などが弱くなります。この筋肉の弱体化は、肩甲骨を適切に支持できなくなり、結果的に首から肩にかけての筋肉が張る状態を引き起こします。

また、肩が上がったまま固まってしまうこともよく見られ、これが肩こりの大きな原因の一つとなります。肩の位置が崩れると、筋肉が不必要に緊張し続け、疲労感や痛みを引き起こします。したがって、肩こりを予防するためには、良い姿勢を保ち、肩甲骨を動かすエクササイズやストレッチを日常的に行うことが大切です。

特に、デスクワークやスマホを長時間使用する方は、定期的に休憩を取り、体をほぐすことを心がけましょう。

 

③ 背中の筋肉が伸ばされ続ける

猫背になると肩こりが起こるのには、筋肉の使い方に理由があります。猫背の姿勢を続けると、背中の筋肉、特に僧帽筋や肩甲挙筋が絶えず引っ張られる状態になります。この筋肉たちは、伸ばされながらの状態で力を出し続けなければならないため、非常に疲れやすくなります。筋肉は動きをサポートするために動員されるものですが、伸びたままの状態では十分な休息が取れなくなります。

筋肉が疲労すると、血流が滞り、乳酸などの疲労物質がたまりやすくなり、結果として肩こりの原因となります。このような姿勢による負荷を長期間続けると、筋肉のこりや張りが増し、動きに制限が出たり、さらに痛みが進行したりすることもあります。

 

④ 呼吸が浅くなることで筋肉がさらに緊張

猫背の姿勢は、肩こりの原因となることが多いです。この姿勢では前かがみになり、胸が圧迫されて呼吸が浅くなります。浅い呼吸は自律神経を緊張モード(交感神経優位)にさせ、これは肩周辺の筋肉を硬くする要因となります。筋肉が硬くなると力が抜けにくく、結果として血流が悪化し、肩こりがさらに悪化することがあります。

定期的に姿勢を正し、ストレッチを行うことで、猫背による悪影響を軽減できます。深呼吸を意識すると、呼吸が深くなりリラックスモード(副交感神経優位)に切り替わりやすくなります。これによって筋肉の緊張をほぐし、血流を促進することができます。

 

【猫背が原因で肩こり以外に起こる症状】

猫背は姿勢に悪影響を及ぼすだけでなく、全身にさまざまな不調を引き起こすことがあります。肩こり以外にも、次の症状が現れることがあります。

まず、頭が前に出ることで首の筋肉が緊張しやすくなり、首の痛みや寝違えを招きやすくなります。また、首の筋肉の緊張や血流の悪化により、片頭痛や緊張型頭痛が発生しがちです。特にこめかみ周辺や目の奥、後頭部に痛みや重さを感じることが多いです。

さらに、猫背が胸郭の動きを制限するため、呼吸が浅くなり疲れやすさや集中力の低下を引き起こすことがあります。また、猫背の状態が続くと肩が上がり、腕に行く神経が圧迫されるため、手のしびれや肩から腕にかけての重だるさを感じることもあります。

背中が丸まっていると内臓が圧迫され、胃もたれや食欲不振、便秘・下痢、消化不良などの胃腸の不調を招くことがあります。また、呼吸が浅く胸も圧迫されるため、自律神経の乱れからイライラや不眠、倦怠感、不安感を引き起こすこともあります。さらに、猫背によって上半身が前に倒れることで、バランスをとろうとして腰に負担がかかり、慢性腰痛を引き起こす可能性もあります。

これらの症状に気を付け、日頃から姿勢を整えるよう心掛けることが重要です。定期的なストレッチや適度な運動を取り入れ、体のバランスを保つことが健康維持につながります。日常生活における姿勢改善を心がけ、健康的な生活を送りましょう。

 

【症例紹介】

この方は長い間、猫背の姿勢に悩まされていました。家族からもたびたび姿勢について注意を受けていたようですが、特に体に不調を感じることもなく、日常生活を送っていました。スマートフォンを片手にゲームやSNSを楽しむのが日課で、一日中その姿勢を続ける生活が日常化していました。しかし、最近になって肩から首にかけて痛みが出るようになり、重症化を懸念して当院を訪れました。肩こりや首の痛みは、日常生活の質に大きな影響を及ぼすことがあり、一刻も早く改善を望まれている様子でした。

姿勢分析の結果、顕著な猫背と診断されました。長期にわたる猫背の影響で、首、肩、背骨の関節に固さが生じ、可動域が制限されていました。このため、意図的に良い姿勢をとることが難しくなり、その結果、首や肩にかかる負荷が増してしまっています。この状態が原因で肩こりが感知され、日常生活や仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼしています。当院では、こうした問題に対処するために、猫背矯正を中心に姿勢の改善を目指しています。適切な姿勢を保つことは、体全体のバランスを整え、筋肉や関節にかかる負担を軽減するだけでなく、血液の循環を促進し、疲労の軽減にもつながります。

初回の猫背矯正施術後、わずかではありますが姿勢の改善が見られ、肩こりの症状も若干軽減しました。しかし、依然として顕著な猫背と肩こりの症状が残っており、日常生活に支障をきたしていました。そこで、週に1回の頻度で猫背矯正を続けることにしました。施術を続ける中で、首や肩、そして背骨の関節の可動域が徐々に拡大し、それに伴い姿勢の改善が顕著に現れ始めました。施術開始から3ヶ月後、猫背はほぼ解消され、肩こりも感じることがなくなったと報告がありました。

この方の頑張りと施術の効果により、猫背矯正を無事に終了することができました。このような結果を得ることができ、非常に嬉しく思います。これからも、健康的で快適な生活を送っていただけることを願っています。

 

【姿勢のビフォーアフター写真】

東大阪 整体 18

 

【コメント】

近年、スマートフォンやタブレットといったデジタルデバイスの普及に伴い、若年層における猫背の増加が深刻な問題として認識されています。特に驚くべきことに、小学生の中にも姿勢の悪さに悩む子どもたちが増えており、彼らの日常生活や健康に影響を及ぼしています。このような問題に対処するために、姿勢矯正を専門とした整体が非常に効果的であるとされています。当院では、姿勢から肩こりや首の痛み、さらには全身の体調不良に至るまで、包括的なケアを提供しています。姿勢を正すことで、身体のバランスが改善され、血流が促進されるため、自然な体調の改善が期待できます。整体のプロフェッショナルが、一人一人のニーズに応じた個別プランを提案し、快適な毎日をサポートします。ぜひお気軽にご相談下さい。

 

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東大阪市高井田の整体院『姿勢矯正院スタイルケア』です。当院は東大阪市にある姿勢矯正専門の整体院です。今まで数多くの姿勢の歪みを改善してきた実績があり、肩こりや腰痛、頭痛や産後の症状・自律神経の不調など、身体の様々なトラブルを『姿勢』から改善していきます。予約優先制となっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

●院入り口前に専用駐車場2台完備

●夜9時まで診療

●土曜日・日曜日・祝日も診療

●キッズスペース・ベビーベッド完備でママさんも安心

 

 

藤戸 恭介

保有資格:柔道整復師 鍼灸師 美容整骨師

 

20年以上、整体の業界に携わってきた。整骨院・整体院・整形外科など様々な職場を経験した後、鳥取市・高知市で整骨院を開院。それらの経験から「あらゆる症状は姿勢を治すことで改善する」ことを学ぶ。その後、整骨院による保険診療に限界を感じたため、地元である東大阪市高井田で姿勢矯正専門の整体院「姿勢矯正院スタイルケア」を開院する。

 

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