
【産後の骨盤の歪みは下半身太りの原因になる】
産後の骨盤の歪みが下半身太りにつながるのは、主に 骨格配列の変化 → 筋肉機能の低下 → 血流・リンパ循環の悪化 → 脂肪蓄積 という連鎖が起きるためです。
1. 骨盤が歪むと「筋肉が正しく使えなくなる」
妊娠・出産は多くの喜びをもたらしますが、骨盤の歪みという新たな身体の課題も伴うことがあります。これは、赤ちゃんが通るために骨盤周囲の靭帯が「リラキシン」というホルモンで緩むことが一因です。これにより骨盤が開き、前傾・後傾、あるいは左右の非対称という変化が生じます。同時に股関節の位置関係が変わり、本来活発に働くべき下半身のインナーマッスルが、十分に機能しづらくなります。
影響を受けやすい筋肉には、中殿筋(お尻の横)、大殿筋(お尻の後ろ)、骨盤底筋、内転筋(内もも)があります。これらの筋肉は脂肪燃焼に非常に重要で、これらが適切に使われなくなることで代謝が低下し、脂肪が付きやすくなる傾向があります。
2. 骨盤の歪みは「血流・リンパの流れ」を悪くする
日常の習慣や姿勢のクセから、気付かないうちに骨盤が歪み、その影響が全身に及ぶことがあります。特に骨盤は、下半身を支える重要なパーツであり、その歪みは血流やリンパの流れを悪化させる原因となります。これにより、血管が圧迫されるため、老廃物や余分な水分が体内に留まりやすくなります。身体の内側からの変化として、むくみやセルライトの形成が見られ、余分な脂肪が蓄積しやすくなります。
特に影響が現れやすいのは、太ももやお尻、骨盤周り、下腹部です。これらの部分は、骨盤の歪みからくる血流やリンパの滞りの影響を受けやすく、その結果として引き締まりにくくなることがあります。
3. 骨盤が開いたままだと「脂肪を溜め込みやすい体型」になる
骨盤が開いたままだと、体型に様々な影響を及ぼすことが知られています。まず、骨盤が開くことで体の横幅が広がり、見た目の変化をもたらします。しかし、それ以上に重要なのは、骨盤が不安定な状態になると身体が安定を保つための防御反応として脂肪を蓄えやすくなることです。
具体的には、骨盤周りの脂肪が増えることで、クッションの役割を果たし安定性を補います。この結果として、脂肪がつきやすい場所は、外ももやお尻の横(いわゆる「張り」)、そして下腹部などが挙げられます。これらの部位に脂肪がつきやすいのは、体が骨盤を支えるための自然なプロセスによるものです。
4. 姿勢が崩れて「代謝が低い歩き方」になる
姿勢の崩れや骨盤の歪みは、歩き方に大きな影響を及ぼします。例えば、姿勢が悪くなると、すり足気味になったり、日常的にお尻の筋肉をしっかり使わない歩き方になってしまうことがあります。また、内ももの筋肉をあまり活用しない歩き方になることも考えられます。これによって、普段なら消費されるべきエネルギーが消費されず、特に下半身の代謝が悪化することがあります。
結果として、下半身に脂肪が付きやすくなり、むしろ減りにくくなることがあります。効率的なエネルギー消費を実現するためには、正しい姿勢を意識し、バランス良く筋肉を使う歩行が求められます。
5. 産後は特に脂肪を溜めやすいホルモン状態
産後の女性の体は、多くの変化に直面します。特に、出産後には身体が本能的にエネルギーを蓄えようとするため、ホルモンバランスが変化し、脂肪を溜めやすくなります。これは、授乳期に必要なエネルギーを確保するためでもあり、体が「エネルギー節約モード」に入っていると言えます。この期間中、骨盤の歪みがあると、脂肪が特に下半身に集中しやすくなる傾向があります。
骨盤は出産によって一時的に開いたり動いたりするため、ホルモンバランスが整うまでの間は注意が必要です。
【産後の骨盤が歪む原因】
産後の骨盤が歪む主な理由は、ホルモンによる靭帯のゆるみ+出産時の物理的ストレス+産後の筋力低下と生活動作が重なるためです。単なる「開き」ではなく、構造的に不安定な状態になることが本質です。
1. リラキシンというホルモンで骨盤の靭帯がゆるむ
妊娠中や産後に分泌されるホルモンの「リラキシン」は、出産時に女性の骨盤を柔軟にする重要な役割を果たします。通常、骨盤は靭帯によって強固に固定されていますが、リラキシンの作用によって、これらの靭帯が緩み、骨盤の関節の安定性が低下します。その結果、骨が動きやすくなり、関節がズレやすい状態になります。しかし、これは出産をスムーズに行うために必要な変化です。
このリラキシンの影響は産後も数ヶ月間続くため、女性の身体は一定期間、歪みやすい状態にあります。このため、産後の女性は骨盤の安定性を回復させるためのエクササイズや体のケアが重要です。
2. 出産時に骨盤が大きく開き、左右非対称の力がかかる
出産時、赤ちゃんが骨盤を通る際、非常に精密で複雑なプロセスが起こります。特に骨盤が大きく開かれ、左右非対称の力がかかると、母体にとっては大きな負担となります。赤ちゃんがその狭い通路を回旋しながら出てくる時、骨盤の仙腸関節にズレが生じたり、恥骨結合が広がることがあります。このプロセスがすべて完全に均等に進むわけではなく、そのため出産後に骨盤の「歪み」が残ることがあります。
この歪みは単なる見た目の問題だけでなく、身体全体のバランスに影響を及ぼします。具体的には、左右の均衡が崩れたり、前傾や後傾の姿勢のアンバランスが生じることがあります。これにより、産後の腰痛や他の身体の不調につながることも少なくありません。
3. 妊娠中に筋肉が弱くなり、骨盤を支えられなくなる
妊娠中、女性の体には多くの変化が訪れます。その中でも、骨盤を支える筋肉群の影響は大きく、特に骨盤底筋や腹横筋、中殿筋、多裂筋が妊娠によって弱体化することが報告されています。妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、これらの筋肉は引き伸ばされ、筋力が低下しやすくなります。その結果、出産後も骨盤を安定して支える力が不足し、骨盤が本来の位置からずれやすくなることがあります。
このような状態では骨盤の歪みが固定されやすく、出産後もなかなか元の状態に戻りにくくなる場合があります。
4. 産後の生活動作が骨盤の歪みを固定する
産後の生活は、新しい命の誕生による喜びと共に、育児の忙しさが加わり、特に身体に負担がかかる時期でもあります。この時期、多くの母親が感じるのは、身体の不調や違和感です。特に、骨盤の歪みがその一因となることが多いです。出産後の骨盤は柔らかく不安定な状態であるため、長時間にわたる前かがみの授乳や片側だけで赤ちゃんを抱っこするなど、偏った姿勢を続けることで、徐々にその歪みが固定化されやすくなります。そして、この歪みは、放置すると腰痛や肩こり、さらには日常生活の動作に支障をきたす深刻な問題に発展する可能性があります。
5. 回復期に正しい位置に戻らないと、そのまま固まる
産後の女性にとって、骨盤のケアは非常に重要です。出産後、骨盤はホルモンの影響で一時的に緩み、その後適切なサポートがあれば自然に元の位置に戻ろうとします。しかし、筋力の低下や姿勢の乱れ、運動不足が原因で、骨盤が歪んだ状態のままで安定してしまうことがあります。この状態を「機能的歪みの固定」と呼びます。
機能的歪みが固定されると、腰痛や肩こり、冷え性、さらには内臓の不調など、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。それゆえ、産後の骨盤ケアはただの美容の問題にとどまらず、全身の健康維持のためにも欠かせないものです。
【産後の骨盤が「自然に戻る人」と「自然に戻らない人」の違い】
産後の骨盤が「自然に戻る人」と「戻らない人」の違いは、骨盤を安定させる筋機能の回復度・力学的負荷のかかり方・回復期の管理状態で決まります。ポイントは「骨そのもの」よりも、**骨盤を支えるシステム(筋肉・靭帯・神経制御)**です。
『産後の骨盤が自然に戻る人の特徴』
産後の骨盤が自然に戻る人の特徴として、まずインナーマッスルの再活性化が早いことが挙げられます。インナーマッスルが素早く働き始めることで、骨盤は中央に引き寄せられ、関節が安定し、歪みが修正されます。日常の動作だけでも回復が進むため、特別なリハビリを必要としない場合も多いです。
次に、姿勢が比較的良いことも重要です。骨盤に均等な力がかかるため、偏ったズレが固定されず、関節に負担がかかりません。結果として、左右均等に体重をかけることができ、猫背や反り腰が少なくなります。これにより、骨盤が「中立位」に戻りやすくなります。
さらに、妊娠前から筋力があることも自然に戻る人の特徴です。特にお尻の中殿筋や体幹の腹横筋の筋力があると、筋肉の回復力が高まり、自然に安定性が戻ります。
最後に、回復期に過度な負荷が少ないことも重要です。重い物を持つことが少なく、無理な姿勢を避け、適度な睡眠を確保することで、骨盤の修復に必要な時間を確保します。
これらの特徴を持つことで、よりスムーズに身体が自然な状態に戻ることができるのです。
『産後の骨盤が自然に戻らない人の特徴』
産後の骨盤が自然に戻らない人にはいくつかの特徴があります。まず、インナーマッスルが機能不全の場合、腹横筋や骨盤底筋が弱いと骨盤を適切に固定できず、歪んだ位置が固定されることがあります。また、インナーマッスルが十分に機能しないと、太ももや腰の筋肉がその代わりをすることで、骨盤が外に引っ張られ、下半身の肥大が進むことがあります。
偏った育児姿勢、例えば同じ側での抱っこや片脚重心が続くと、骨盤が非対称な力にさらされ、歪みが固定されやすくなります。さらに、産後のリラキシンの影響が残っている期間に筋力回復が不十分だと、不安定な状態が続き、歪みが残ります。
また、妊娠中の姿勢変化によって、脳が歪んだ骨盤位置を正常と認識してしまうことも問題の一つです。これは神経系の「正しい位置の認識」が失われている状態で、適切な筋活動が起こらない原因にもなります。このような状況を「運動制御の再学習不足」といいます。
このような問題に対処するためには、専門家の指導のもと、適切な運動と姿勢の改善を心がけることが重要です。回復を目指して、無理なく継続的にアプローチすることが大切です。
結論:最大の違いは「骨盤を支えるインナーマッスルが正常に回復するかどうか」
産後の女性において、骨盤の歪みが自然に戻るかどうかは、骨盤を支えるインナーマッスルが正常に回復するかに大きく依存しています。特に重要なのは、骨盤底筋、腹横筋、多裂筋の3つの筋肉です。これらの筋肉がしっかりと回復することで、骨盤は自然に正しい位置へと戻りますが、回復が不十分な場合、歪んだ位置で骨盤が固定される可能性があります。
具体的には、骨盤は「テントの柱」にたとえられ、筋肉はその「ロープ」とされます。筋肉がしっかりと機能を取り戻した場合、ロープがきちんと張り直されて柱がまっすぐになるように、骨盤も正しく戻ります。しかし、逆に筋肉が緩んだままでは、柱が傾いたまま固定されてしまいます。
これらの筋肉の機能回復の順序としては、まず腹横筋の機能回復が最も影響が大きく、次に骨盤底筋の回復、中殿筋の強化が続きます。さらに、良い姿勢習慣や左右対称の動作を心がけることも、骨盤の歪みの改善に寄与します。適切な運動を取り入れることで、多くの方が産後の骨盤の問題を改善することができます。
【産後の骨盤の歪みには整体が有効】
産後の骨盤の歪みに整体が有効とされる理由は、骨の位置そのものを「戻す」というより、関節の可動性・筋肉のバランス・神経制御を正常化して、骨盤が安定できる状態を作るためです。骨盤は「骨だけ」では安定せず、関節・筋肉・神経の協調システムで安定しています。整体はこの3つに作用します。
1. 関節の可動域を正常化する(仙腸関節・恥骨結合)
出産後、多くの女性が実感するのが、骨盤周辺の変化です。特に、仙腸関節と呼ばれる骨盤の後ろの関節や、恥骨結合は、出産の影響で関節の可動域が異常になることがあります。これにより、片側だけが過度に動く「過可動」や、反対に可動が制限される「可動制限」が起きることがあります。その結果として、骨盤に不均等な力がかかり、腰痛や姿勢の問題が生じることも少なくありません。
このような問題を解決するため、整体などの施術を通じて、関節の機能を正常化することが推奨されます。過度に硬化した関節は、その動きを回復させ、逆に動きすぎる関節は周囲の筋肉の機能を強化し安定化させます。これにより、骨盤が左右対称に力を受けるようにすることができます。このアプローチは、単に構造を再配置するのではなく、「関節機能の正常化」を目指すものです。
2. 骨盤周囲の筋肉バランスをリセットする
骨盤周囲の筋肉バランスを整えることは、日々の健康を維持する上で非常に重要です。歪みがあると、筋肉の働き方に偏りが生まれます。例えば、片側の中殿筋が弱くなり、反対側の腰の筋肉が過剰に緊張することがあります。また、内ももがうまく使えないこともよく見られる症状です。これらの問題を放置しておくと、身体のアンバランスが進行し、痛みや疲労の原因になることも。
こうした筋肉の不均衡を整えるために整体を利用するのは有効な手段の1つです。整体の施術者は、過緊張の筋肉を緩め、使えていない筋肉を活性化しやすい状態にする技術を持っています。このような施術により、骨盤を支える筋肉が再び正しく機能しやすくなるため、全体的な筋肉バランスが改善されます。
3. 神経系の「正しい骨盤位置の認識」を回復させる
神経系の「正しい骨盤位置の認識」を回復させることは、非常に重要です。妊娠や出産を通じて骨盤の位置が変わると、脳はその歪んだ状態を「通常の位置」として誤って認識してしまうことがあります。この状態を「固有受容感覚の乱れ」と呼びます。
このような場合、整体で骨盤周辺の関節や筋肉に適切な刺激を与えることで、神経が正しい位置情報を再認識し、正しい筋肉の使い方が再学習されます。これにより、骨盤は自然と正しい位置に安定しやすくなります。
4. 血流・リンパ循環を改善する
日々の生活で感じる体の不調や疲労感、その多くが体の歪みや筋肉の緊張に起因していることをご存知ですか?整体を利用することで、筋肉の緊張を緩和することができ、圧迫されていた血管やリンパの流れを改善することが期待できます。血流やリンパの循環が改善されると、体内の老廃物がより効率的に排出され、結果としてむくみの改善や代謝の向上が見込まれます。
5. 「正しい状態に戻りやすいタイミング」を活かせる
産後の女性の体は、リラキシンというホルモンの影響によって関節が柔軟な状態にあります。このホルモンは妊娠中に増加し、出産に必要な骨盤の緩みを促進します。出産後も、リラキシンの効果は約3〜6ヶ月続き、体が外部の影響を受けやすい時期となります。この時期は、体の悪い位置にも固定されやすく、逆に正しい位置にも戻しやすくなっています。したがって、この時期は整体によって正しい関節機能を回復させる絶好の機会です。整体は、骨格の歪みを正し、正しい位置での安定を助けます。リラキシンがまだ影響を与えている間に整体を受けることで、体が正しい位置で安定しやすくなります。
【産後の骨盤整体を検討するかどうか(Q&A形式)】
産後の骨盤ケアで整体を検討すべきかどうかは、症状の有無・機能障害の程度・回復状況で判断できます。以下に、臨床現場でよく使われる判断基準をQ&A形式で整理します。
Q1. 痛みがなければ整体は不要?
『A:必須ではありませんが、症状がなくても有効な場合はあります。』
整体に行くべきかどうかは、具体的な症状の有無だけで判断するのではなく、日常生活の中で感じる体の違和感にも注目することが重要です。痛みがない場合でも、例えば立ち姿勢が不安定だったり、ジーンズが合わなくなったり、体のバランスが崩れていると感じる場合は、整体が役立つ可能性があります。
特に、下半身太りやお尻の形が変わったと感じる場合、骨盤の位置が関係していることがあります。骨盤の安定性が失われると、日常の動作に影響を及ぼすだけでなく、将来的に腰痛や膝の問題を引き起こす可能性もあります。
痛みがない段階でも、こうした身体の変化を感じたら、専門家のアドバイスを受け、適切な対応を考えることが大切です。また、まずは運動療法を試すこともひとつの方法です。日常的にストレッチや筋力トレーニングを行うことで、体の機能を向上させることができます。身体のメンテナンスを怠らず、健康的な生活を維持しましょう。
Q2. 痛みがある場合は整体を受けた方がいい?
『A:はい、整体を検討する価値が高い状態です。』
出産後の身体の変化に伴って、さまざまな痛みが出ることがあります。特に、骨盤周囲の痛みや腰痛、股関節痛、恥骨の痛み、そして歩行時の違和感などは、仙腸関節機能障害の可能性を疑うべきです。これらの症状が現れた場合、整体の施術を受けることは大変有用です。
仙腸関節機能障害は、多くのケースで運動やストレッチだけでは十分に改善しにくいため、専門家の助けを借りることが大切です。整体は、関節の位置を整え、筋肉のバランスを調整することで、痛みの緩和や日常生活の質向上に貢献します。整体師は、個々の症状に応じた施術を提案し、安全かつ効果的なアプローチを提供します。
特に産後すぐの段階では、身体が柔軟で変化しやすい状態にあるため、早期に適切なケアを受けることが推奨されます。身体の痛みが日常生活に影響を及ぼさないよう、早めの対応を心がけ、整体の施術を選択肢の一つとして考えていただくことをお勧めします。
Q3. 見た目の変化だけでも整体は有効?
『A:有効な場合があります。特に左右差がある場合は検討価値が高いです。』
整体が見た目の変化に効果的であるかは、個々の状態によりますが、有効な場合もあります。特に、身体の左右差が目立つ場合は、整体を試してみる価値があるかもしれません。例えば、お尻の高さに左右差がある、足の長さが違うように感じる、一方の太ももだけが太い、骨盤の左右の出っ張りが異なる、といった症状が見られる場合です。
これらの状態は、骨盤や背骨の位置異常、筋肉の機能不全が原因であることがあります。整体では、こうした骨格の歪みや筋肉バランスの調整を行うことで、一定の改善が期待できます。ただし、効果の現れ方は人それぞれであり、根本的な原因が他にある場合も考えられます。したがって、適切な診断とケアを受けることが重要です。まずは、信頼できる専門家に相談し、自分に合った最適な方法を見つけることが大切です。
整体は、リラクゼーション効果も期待できるため、リフレッシュの一環として訪れるのも良いでしょう。
Q4. 産後どのくらいの時期に整体を検討すべき?
『A:産後1〜6ヶ月が最も効果が出やすい時期です。』
産後の整体を検討する際の理想的なタイミングとして、一般的には産後1〜6ヶ月が最も効果が現れやすいとされています。この期間は、身体が自然に回復し、元の状態に戻る過程にあるため、関節の柔軟性がまだ残っており、筋機能も回復途中にあります。また、骨盤や全身の歪みが固定される前の段階であることから、整体によって体のバランスを整えることが効果的です。
しかし、産後から数年が経過している場合でも、整体による改善は可能です。産後の体の変化は人それぞれであり、出産後のライフスタイルや体調に応じた対応が求められます。特に、産後の疲労が溜まりやすい腰や肩の痛み、手首の腱鞘炎といった不調に対しても、整体は有効な手段となります。育児の合間に自分の体調に目を向け、無理なく整体を取り入れることで、より良いコンディションを保つ手助けとなるでしょう。
自分自身の体のサインを見逃さず、合うタイミングを見つけることが大切です。
Q5. 運動だけで改善できる場合は?
『A:以下の場合は、まず運動療法を優先してもよいです。』
運動だけで症状が改善できる場合、特に以下のような条件が整っているときには、運動療法を優先することが勧められます。まず、痛みが全くないか、非常に軽微であることが重要です。痛みがないことで、運動の実施が苦痛にならず、持続することが容易になります。また、体の左右差が少なく、姿勢が安定している場合も運動療法に適しています。このような状況は、特に日常生活の中で運動を継続する際に大きな利点となります。さらに、歩行に問題がない場合は、運動を行う際の安全性も高まります。
このような場合に特に効果的な筋肉には、腹横筋、骨盤底筋、中殿筋があります。これらの筋肉を鍛えることにより、姿勢の安定化やバランスの改善、腰痛の予防などに寄与します。運動療法を始める際には、自分の体の状態をしっかりと把握し、無理のない範囲で継続することが大切です。日々の運動が健康維持に繋がることを目指しましょう。
Q6. 整体を検討した方がよい可能性が高いセルフチェック
『A:以下で3つ以上当てはまれば、整体の検討価値が高いです。』
日々の生活で感じる体の違和感や痛みは、時として無視できないサインであることがあります。特に、以下の症状に3つ以上心当たりがある場合は、整体の検討をお勧めします。
1. **片脚立ちが10秒不安定**:片足でバランスをとるのが難しい場合、体の重心がずれている可能性があります。
2. **仰向けで左右の足の長さが違う感じがする**:この違和感は、身体のゆがみが原因であることがあります。
3. **産後に腰痛が出た**:妊娠・出産で骨盤が変化し、腰痛が悪化することがあります。
4. **骨盤周囲を押すと痛い**:骨盤やその周辺の緊張が原因かもしれません。
5. **抱っこ時に片側だけ楽**:片側だけに負担をかけやすくなっている場合があります。
6. **片側のお尻だけ張る**:左右の筋肉の使い方の差があるかもしれません。
7. **歩くときに違和感がある**:歩行のたびに変な感じがするなら、姿勢や歩き方を見直す必要があるかもしれません。
どれかに当てはまる場合は、お早めに専門家に相談することをお勧めいたします。早期のケアが健康の維持につながります。
Q7. 整体を急いで受ける必要がある危険サインは?
『A:以下がある場合は早めの対応が望ましいです。』
整体が必要となる危険サインの一部には、以下のものが挙げられます。特に強い恥骨痛や歩行困難、片側の腰だけが強く痛む場合、また股関節に引っかかり感があると感じる場合、それは関節機能障害の可能性があります。このような状況は、日常生活に直接的な影響を及ぼすため、早急な対応が求められます。
これらの症状が現れた場合は、ただちに専門家の診察を受けることをお勧めします。放置すると症状が悪化し、長期間の治療が必要になるかもしれません。また、早期の対応は回復を早めることにつながり、痛みや不快感を軽減するためにも重要です。定期的なメンテナンスや適切なストレッチも効果的ですので、ご自身の体の声をしっかりと聞き、日常の体調管理を怠らないことが大切です。
Q8. 整体を受けなくても自然に戻る人の特徴は?
『A:以下の条件が揃っている人です。』
出産後、整体を受けなくても自然に体が戻る方には特定の特徴が見られます。このような方々は、以下の条件を満たしていることが多いです。
まず、産前から運動習慣がある方は、身体がもともと良い状態を維持しやすく、出産後も回復が早い傾向があります。定期的な運動は体の柔軟性や筋力を保ち、体への負担を軽減してくれます。
また、体幹筋力がある方は、重心のバランスを取りやすく、腰痛や肩こりなどを防ぎやすい傾向があります。姿勢が良い方も、全身の歪みを防ぎ、均等に筋肉が使われるため、自然と健康的な体へと戻りやすいです。
さらに、痛みがないこと、そして左右差が少ないという条件も重要です。これらは、身体を不自然に使用していないことを示し、自然な回復を妨げる要因が少ないことを意味します。このような方々は、専門的な整体を受けずとも、運動療法だけで十分に体を回復させることが可能です。
適切な生活習慣と体のケアが、健康的な体の維持につながります。
【まとめ】
どうして産後に骨盤が歪むのかについて、多くの女性が疑問に思われるかもしれません。その主要な原因として、まず挙げられるのはホルモンの影響です。妊娠から産後にかけて分泌されるリラキシンというホルモンが、骨盤周囲の靭帯を緩ませるため、関節の安定性が低下し、歪みが生じやすくなります。また、出産時に赤ちゃんが骨盤を通過する際の力学的ストレスによっても、仙腸関節や恥骨結合にズレが生じることがあります。さらに、骨盤を支える重要な筋肉群、例えば骨盤底筋や腹横筋などが、妊娠中に伸ばされ、産後にはすぐに元に戻らないことも歪みの一因となります。日常生活での偏った動作も、それを固定させてしまう要因です。
骨盤が歪むと、下半身太りを引き起こすことがあるとされています。それは単に脂肪が増えるだけでなく、筋機能や循環、姿勢制御に悪影響を及ぼすからです。自然に骨盤が元に戻る人と、戻らない人の違いは、主にインナーマッスルの回復力にあります。整体はこのような問題に対する有効な解決策の一つです。骨盤そのものを押し戻すというよりも、関節機能や筋バランス、神経制御を正常化する目的で行われるためです。
整体を検討する際には、どのような状態であるかを考慮することが大切です。もし骨盤の歪みによって日常生活に支障が出ている場合は、専門家の意見を仰ぐことをお勧めします。
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東大阪市高井田の整体院『姿勢矯正院スタイルケア』です。当院は東大阪市にある姿勢矯正専門の整体院です。今まで数多くの姿勢の歪みを改善してきた実績があり、肩こりや腰痛、頭痛や産後の症状・自律神経の不調など、身体の様々なトラブルを『姿勢』から改善していきます。予約優先制となっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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藤戸 恭介
保有資格:柔道整復師 鍼灸師 美容整骨師
20年以上、整体の業界に携わってきた。整骨院・整体院・整形外科など様々な職場を経験した後、鳥取市・高知市で整骨院を開院。それらの経験から「あらゆる症状は姿勢を治すことで改善する」ことを学ぶ。その後、整骨院による保険診療に限界を感じたため、地元である東大阪市高井田で姿勢矯正専門の整体院「姿勢矯正院スタイルケア」を開院する。
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